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ウィンターカップ福岡県予選大会

先日、ウィンターカップ福岡県大会の決勝の様子をネットで拝見しました。

バスケットをしている人であれば誰でも知っているかもしれませんが、福岡県の決勝戦は全国大会の決勝戦のようなもので福岡第一と福岡大大濠が毎年戦っています。

今年も決勝戦が同カードで行われ素晴らしい内容のゲームでした。

今日はこの試合を見て思ったことを書きたいと思います。

福岡大大濠には毎年全国から優れた日本人選手が集まります。

スタメンの平均身長は190センチ台で大学生やプロにも引けを取らない大きさです。

対する福岡第一は平均的な身長はそこまで高くはなく、中学時代のキャリアも大濠にくる選手よりもは華々しいものではありません。

ただ、福岡第一には毎年アフリカ系の留学生がいて2メートル以上の高校生がベンチに2人ほど入っています。

今年の決勝は福岡第一の勝利。

わりと毎年福岡県大会は福岡第一が勝利しています。

個人的な体格やスキルは大濠の選手が高いのに対して組織力で勝つ第一を見ていてバスケットボールというスポーツはいかに指導者の力が大きいかということを感じます。

指導者の戦術、身体作りの方針、チームマネージメントなどなどによって選手の未来を簡単に変えれてしまうものだなと。

ここで面白いのが高校の時は第一の選手の方が試合をすると勝つのに大学やプロになると活躍する選手が多いのは大濠の卒業生だということ。

結局のところ高校生のときに監督の指導力でチームとしては勝っていてもスポーツ選手としてのキャリアを築く上で過去の勝敗は関係ないということ。

この辺は大濠の監督も目先の勝利は気にしないというスタンスなのでしょうか。

この話しのまとめとしては、スポーツの勝敗なんてものは後々人生においてはなんの役にも立たないと言うことです。

何個も大会で優勝しても今がダメならダメ。

逆に未来に繋がる負けや失敗をモチベーションがなくならない程度に経験させることが大切なのではないかと思います。

チームスポーツは勝ちなどの結果で勘違いしやすいですが、監督の指導力、仲間の力などなど自分がよい体験ができている裏側にたくさんの要因があります。

両校の戦いはこう言ったことを考えさせてくれるきっかけになるものでした。

選手の皆さん素晴らしい試合を見させて頂きありがとうございました。

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