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身体のこと

幼少期の運動について

我が家には2歳になったばかりの息子がいます。

自分に子供が産まれてから初めて人間が成長していく過程というものを目の当たりにしました。

最初は息をすることくらいしかできない生命体が成長するにつれて頭も身体も発達していく過程は見ていてとても面白いです。

一応運動を仕事にしていますので小さい頃から息子には色々な試みを試しております。

首が座る頃からブンブンと僕に振り回されていた息子は1歳になる頃には1人で前転をしたり、ブリッジをしたり、2歳になる頃には3点倒立をしたり、バランスボールの上で跳ねたりと発達がすごいです。

こうやって小さい頃から動いている子供とある程度成長してから動き始めた子では運動能力において既に大きな差が生まれると思いました。

自分のことを振り返ってみると小さい頃は怪我を恐れる親や祖父母があまり危険な動きはさせていませんでした。

小学生のときなどを思い返してもちょっと肥満気味で運動能力も全然高くなかった気がします。

何事も小さい頃からの習慣が大人になっても続くのだと考えると幼少期の過ごし方って本当に大切だなと思います。

(昔に戻りたい)

最後に僕が子供と一緒に日頃やっている遊びやトレーニングを簡単にご紹介します。

とっても簡単ですので是非小さいお子さんのいらっしゃる方はやってみてください。

日常的に意識するのは以下の3つです。

①身体を色々な方向に色々な速度で動かすこと

②手を使って身体を支えたり物を握ったりすること

③足を使って色々なジャンプをすること

①について

人の頭には前庭といって身体がどの方向に動いているのかを感知する器官があります。

この働きが落ちてしまうと姿勢が悪くなったり、動きがスムーズに行かなくなったり、いわゆるぎごちない動きになってしまいます。

なので色々な方向に対して身体を動かすということをやるだけで鍛えられます。

やることとしては最初は抱きかかえて回転したり、高い高いをしたり、一緒に転がったりとなんでもOKです。

とにかく頭と身体を色々な速度で色々な方向に動かす運動を行います。

②について

手をしっかり使うことで肩甲骨や肋骨、体幹に負荷がかかり身体が安定します。

幼少期に手をしっかり使った運動をしていない子は常に風になびく塔のようにユラユラしてしまうので身体のコントロールがうまくできません。

ハイハイなどの運動や鉄棒にぶら下がるだけでも構いませんので手をしっかり使った運動を心がけましょう。

最後に③について

足も同様に荷重をしっかりかけることが大切です。

細かいジャンプをしたり、高いところから飛び降りたり、足で地面を踏ん張る、着地するなどの負荷を感じることが大切です。

足の速さは足だけで決まるわけではありませんが、身体の負荷に耐えられるだけの脚力がないと体幹や上肢がしっかりしていてもダメですので幼少期からのジャンプなどの運動は大切だと思います。

このような形で運動を習慣的に行えばある程度の運動能力はつくのではないでしょうか。

運動は別にプロスポーツ選手になるわけにするわけではありません。

生命体としてシンプルに動けた方がよいです。

見た目だけでなく、動けることは健康にも繋がるし、災害時などにも生存確率を高めてくれます。

なのである程度は自分の身体を使える運動能力を幼い頃から獲得した方が良いのではないかなと思います。

長い話になりましたが今日は幼少期の運動についてお話しさせていただきました。

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