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身体のこと

なぜ怪我を繰り返すのか

これまで多くの現場でスポーツで怪我をする子供達を見てきました。

スポーツ現場における怪我というのは大きく分けて2つのパターンがあります。

1つ目は外的な要因で怪我をすることです。

簡単に言ってしまえば交通事故のようなものですね。

走っていたら相手が足元に入ってきて膝の靭帯が切れたとか、着地したら相手の足の上に乗って捻挫したとか、強い接触で肩が外れたとか、そういった相手が予期しない動きをしてきたのに巻き込まれる形で怪我をする場合です。

2つ目は慢性的な怪我です。

これは1発の大きなダメージで痛めたわけではないが繰り返し身体におかしな負荷がかかることで怪我をする場合です。

ヘルニアや疲労骨折などが代表的な怪我です。

1つ目の怪我の仕方についてはどうしても防ぎようのないことが多いです。

余程の危機察知能力があれば防げるかも知れませんが競技に集中しているわけですので怪我の予防まで意識は100パーセント向きません。

1つ目の怪我の仕方はさておき、2つ目の怪我の仕方については対応できることは多そうですので本日はこちらの怪我について書かせていただこうと思います。

慢性的な怪我のほとんどの原因が間違った身体の使い方にあります。

間違ったとはどうゆうことかというと、骨格的にどこに力がかかると過剰な負荷が関節にかからないのかというものがあり、それから逸脱している状態です。

例えば、走っている状態からストップするとき、基本的に踵から地面に接地します。

これをつま先から踏み込んだ場合、捻挫だけでなく膝などの関節や骨自体にまで悪影響を与えます。

繰り返し、負荷に強い踵での接地を繰り返している人と、負荷に弱いつま先で接地している人では明らかに後者の方が怪我のリスクが高まります。

よくスポーツ現場では母子球神話みたいなものがあって、「踵はつけるな」と言われることが多いですが、足の使い方はその場面、場面によって変わるので一概に母子球で立つのがよいわけではありません。

このように間違った身体の使い方を幼い頃から身につけてしまうとこの変な癖が抜けなく、繰り返し怪我をしてしまうことになります。

なのでジュニア期のスポーツ指導、トレーニング指導というのは非常に重要で最初を間違えると最後まで間違え続けることになってしまうのです。

話が長くなってしまうので今日はこの辺にしておきます。

今後は身体の使い方について投稿していきたいと思いますのでよかったら読んでください。

それでは本日はこの辺で。

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