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身体のこと

競技によって走り方は変わる

最近「走りの学校」というYouTubeチャンネルがあることを知りました。

ビーチフラッグ?の選手をやられている方が走り方についてYouTubeでまとめられているものです。

YouTubeには色々なトレーニング系チャンネルがありますが、こちらのチャンネルは理論を丁寧に説明されていて一般の方には非常に理解しやすいものかと思います。

ということで今日は走りということについて書いていこうと思います。

まず初めに走り方には大きく分けて2つの局面があります。

①スピードがゼロの状態から加速していく局面

②既にスピードが出ている状態を維持していく局面

専門の方から言わせればもっと細かく分けられると思いますが、これは専門の方々に向けた内容ではないためこの投稿では大きく2つに分けます。

①と②は全く別の局面であり、走り方が変わります。

この変わるというのは何が変わるのかというと

❶地面への接地位置(足の接地する箇所の違い)

❷足が地面に設置している時間の長さ

この2つが変わります。

①のスピードが全くない状態から走り始める場合では足が地面に接地する箇所は足の裏全体(特に踵)となります。

足の裏全体でしっかりと地面をグイグイと踏み込みながら加速していきます。

このため地面と足が接地している時間は長くなります。

②の既にスピードが出ている状態では、足の接地する箇所は前足部(つま先側)となります。

スピードに乗っている場合はなるべく地面と接する箇所や時間が少ない方がよいためつま先側での短い接地となります。

今ほど述べたようにこの①と②のパターンでは大きく走り方やトレーニングの仕方が変わります。

競技で考えてみるとその競技は①の走り方が必要なのか②の走り方が必要なのか変わってくると思います。

いくつかの競技で走り方のパターンを考えてみましょう。

陸上の短距離のような競技では基本的にスタート地点では①の走り、30メートル地点などある程度のスピードに乗ってきた地点では②の走り方に切り替わります。

バスケットやテニスなどの競技では基本的にゼロから動き出して止まるの繰り返しなので走り方は①のパターンを繰り返します。

サッカーやラグビーなどのコートの広いスポーツではポジションにもよりますが、最初は①の走り方で長い距離を走る場合は②の走り方に切り替わります。

このようにスポーツによって走り方は変わりますので一概に陸上の短距離の走り方を真似すればその競技の中での足の速さが速くなるというわけではありません。

競技、目的によってラントレーニングのやり方を変えていくのがいいのではないかと思います。

皆さんも走りの学校YouTubeチャンネルをぜひ見てみてください。

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