前腕の動きの大切さ

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肩の痛みの意外な原因とは?〜前腕の動きとの深い関係〜

こんにちは、パーソナルトレーナーの小山拓です。

今日は「肩の痛み」と「前腕(肘から手首まで)の動き」についてお話ししたいと思います。

先日、仰向けで寝たときに腕を開くと肩が痛くなるというお客様がいらっしゃいました。

一般的に「肩が痛い」というと、多くの方が肩自体に原因があると考えがちです。

しかし実は、肩以外の場所――特に前腕の動きが原因になっているケースも少なくありません。

今回、そのお客様には「前腕の回外(親指を外側に開く動き)」をしっかり引き出すエクササイズを行っていただきました。すると、驚くほど肩の痛みが軽減されたのです。

前腕と肩の密接なつながり

私たちは日常生活の中で、無意識に「回内」と呼ばれる、親指が内側に巻き込まれる動きを繰り返しています。

例えば、スマートフォンを操作するときや、パソコン作業をするときなど、前腕が内側にねじれた状態が続きやすいのです。

一方で、「回外」と呼ばれる、親指を外側に開く動きは、意識しないとほとんど使われません。

この回外の動きが硬くなってしまうと、仰向けで手を開いたときに、手が外に自然と広がらなくなり、それを無理に補おうとして肩の関節に負担がかかり、痛みが出ることがあります。

つまり、肩の痛みは「前腕の動きの悪さ」から引き起こされる場合があるのです。

痛みの本当の原因を見極める

肩に違和感を覚えたとき、肩そのものだけでなく、前腕をはじめとした他の関節や動きのクセにも目を向けることが大切です。

日常生活での動き方に着目し、関節本来の動きを取り戻すことが、痛みの改善につながるケースは少なくありません。

もし仰向けに寝たときに肩に違和感を覚えたり、腕を開く動作で痛みが出る場合は、前腕の回外動作を意識してみるのも一つの方法です。

身体の痛みや不調でお悩みの方へ

新潟県上越市のパーソナルトレーニングジム『Personal Box』では、痛みや不調の原因を表面的な症状だけで判断せず、身体全体の動きを見ながら根本改善を目指します。

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