病院では異常なしと言われた頭痛やめまいにお悩みの方へ
こんにちは。パーソナルトレーニングジム「Personal Box」、トレーナーの小山拓です。
今回は「頭痛」についてお話しします。
最近、当ジムには「頭痛がひどくて日常生活に支障が出ている」というお悩みでご相談に来られる方が増えています。
まず初めにお伝えしたいのは、強い頭痛や急なめまいがある方は、必ず一度医療機関を受診してください。
脳外科などでMRI検査を受けることで、命に関わる病気の可能性をきちんと確認することが大切です。
ここから先は、医師の診断で「異常は見られません」と言われたにもかかわらず、頭痛やめまいが続いているという方に向けた内容です。
頭痛やめまいの原因はひとつではありません
慢性的な頭痛やめまいには、さまざまな要因が関わっている可能性があります。
例えば以下のようなものが挙げられます。
天気や気圧の変化 精神的なストレス 姿勢の崩れや筋肉の緊張 呼吸の浅さ 三半規管や前庭機能の乱れ 視覚機能の低下や目の使い方のクセ
特に多いのが、肩や首に強い緊張があるケースです。
このような状態が続くと、頭痛に加えてめまいを感じる方も少なくありません。
呼吸のクセが頭痛を招くことも
呼吸が浅く、胸や肩を使って息をしている「胸式呼吸」の方は、頭痛のリスクが高まる傾向があります。
こうした呼吸は、身体の重心を上に引き上げてしまい、安定性を失わせる原因にもなります。
重心が高くなった結果、筋肉が過剰に働き、首や肩がこわばってしまうことも多いです。
三半規管と視覚機能も見逃せない要素
めまいやふらつきを伴う頭痛の場合、三半規管や前庭機能の乱れが関係していることがあります。
これらは耳の奥にあるバランス感覚を司る器官です。
また、目の動きとも密接に関係しており、以下のような症状がある方は注意が必要です。
目を動かすとふらつく 一点を見つめ続けるのがつらい 視界が揺れると気持ち悪くなる
こうした視覚機能の低下は、バランス機能や呼吸の乱れにもつながり、結果として頭痛を引き起こしている可能性があります。
薬だけでは改善しない理由
医療機関で処方される頭痛薬は、あくまで一時的な対処にすぎません。
薬を飲んでも根本的な原因が解決されていなければ、再び症状は繰り返されます。
当ジムでは、頭痛やめまいに悩む方に対して次のようなアプローチを行っています。
呼吸法の改善(腹式呼吸への切り替え) 首や肩の緊張を緩めるコンディショニング 三半規管や前庭機能、視覚機能のチェックとトレーニング
こうした身体の機能改善により、頭痛が軽くなったという方が多数いらっしゃいます。
検査で異常なし。でも症状はつらい。そんな方へ
医師からは「異常なし」と言われた。でも実際にはつらい症状が続いている。
そんなときは、身体の機能面に目を向けることが改善の鍵になります。
パーソナルトレーニングジム「Personal Box」では、痛みや不調の根本にアプローチするサポートを行っています。
上越市周辺にお住まいで、頭痛やめまいにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。